福井ビズカフェ「現実的に創業を考えたい人のための 創業事例セミナー」では、２人の先輩起業家を講師にお招きし、創業した理由、事業を軌道にのせるまでの苦労話、販路開拓秘話などを、創業にまつわる体験談を語っていただきます。あなたも２人の先輩起業家の体験談を通じて、「創業するということ」について考えてみませんか？

　こんにちは。福井県の起業家向け相談窓口や起業セミナーを企画・運営している「ふくい創業者育成プロジェクト」事務局の岡田です。

お申込みが40名に達した時点で〆切りとさせていただく予定です

　2017年3月16日夜に福井産業情報センターにて開催いたします、福井ビズカフェ「現実的に創業を考えたい人のための 創業事例セミナー」ですが、いよいよ開催１週間前となりました。大変ありがたいことに、現時点で、既に定員（30名）に達する方からのお申込みをいただいております。
　多くの方に、本セミナーに関心をもっていただき、本当にありがとうございます。

　福井ビズカフェは、起業（創業）・新事業立ち上げを目指す方に、広く受講していただくための無料セミナーである性質上、ご要望をいただければ、定員を上回るお申込みにもできるだけお応えさせていただいております。
　今回の「現実的に創業を考えたい人のための 創業事例セミナー」につきましても、会場のキャパシティの都合を考慮しつつ、できるだけ多くの方に受講していただけるよう、定員枠を10名増やし、40名の方まで受付けさせていただこうと考えております。

　つきましては、お申込みが40名に達した時点で〆切りとさせていただく予定です。セミナー受講を検討してくださっている方は、お早めにお申込みいただけるとありがたいです。

当たり前のことを当たり前にやり続けられた人だけが手に入れられるもの

　内輪の話で恐縮ですが、同僚の大西さんがコーチを務めるバスケットボールの国体チームが北信越大会で入賞し、全国大会に出場を決めたそうです。福井のチームが全国大会に出場するということは、かなりの快挙なのだそう。
　私はバスケットボールのことは全然よくわからないけれど、大西さんがコーチとして、強いチームをつくるための仕組みづくりを、就業後に熱心に研究している姿を日々見ていたので、地道な努力の積み重ねが実を結んだんだな～と、とても感心しました。
　”熱い男！大西さん”のことですから、入賞後は、熱い思いをどれだけ長～く語ってくれるだろうと楽しみにしていましたが、大西さんから意外な答えがかえってきて驚きました。

大西さん

いやそれが、自分でも不思議なんですが・・。
入賞した瞬間、”あ、そうか。あれだけ努力したらそうだよね。”みたいな、事実を淡々と受け止めた感じでした。
夢見ていた北信越大会入賞・全国大会出場だったから、オリャーと熱いものがグォーってこみあげて、涙がバーッて流れると思っていたのに、そうじゃなかった。めちゃくちゃ意外でした～。

岡田

そうなんだ!!
（にしても大西さん、擬音が多いな・・笑）

　
　中林さんや平岡さんの紹介記事の中でも書かせていただきましたが、同僚の大西さんもきっと、コーチとして、「ビジョンをもち、合理的な仕組みをつくり、セオリー通りを繰り返す。」という、皆が当たり前に知っていることを、忠実に着実に指導してきたんだろうと思います。だからこそ、ついてきた結果を淡々と受け止める感覚になったのかなと思いました。

　「いきなり成果が出た！」みたいなミラクルって、時にはあるんだろうけど、いつもじゃない。セオリー通りを愚直にやり続けることが、最も結果につながるということは、おそらく誰しも知っているところなんだと思います。
　だけど、答えとか結果はすぐ欲しいし、すぐに結果が出ないと不安になる。何かと忙しかったり、他に気を取られたりしているうちに、なぜかいつの間にかやらなくなってしまう。それもまた、誰しも経験しているところなんだと思います。
　きっと、ビジネスだけでなくスポーツとか勉強とかも、「わかっちゃいるけどやれてない・・」というところを乗り越えて、当たり前のことを当たり前に愚直にやり続けられた人だけが手に入れられる結果というものが、確かに存在するんでしょうね。

お２人の話を聴いて、何か突破口が見つかるかもしれません

　スタートアップ時に抱える悩みは、あなただけの悩みなのでしょうか。実は皆さん、同じプロセスをたどっているんだと思います。今回の講師のお２人も、そう。
　中林さんも、大企業の看板を外せば一個人。起業当初は思うように売り上げが伸びず、起業１年目の昼ごはんは、毎日塩むすびだけだったそうです。平岡さんも、ネットショップ立ち上げ当初は売るものがなく、取引先探しに奔走。門前払いされたり、電話に出てもらなかったり、全く取り合ってもらえなかったそうです。
　そんなお２人の共通点は、スタートアップ時に起こる困難な状況を、目標に向かう通過点として、当たり前に感じていたところなのではないかと思います。
　当たり前のことを、当たり前にやり続ける。目標に向かって継続したぶれない姿勢があったからこそ、現在のお２人の姿があるのだと思います。
　創業したいと思っているけど、なかなか一歩が踏み出せない。創業したけれど、なかなか事業を軌道にのせられない。そんな壁にぶち当たっている方に参加していただきたい今回の福井ビズカフェ。お２人の話を聴いて、何か突破口が見つかるかもしれません。

◆今日のつぶやき◆ 　私は行き当たりばったりのグタグタな性格なので、”愚直にやり抜いたら結果がついてきた！”みたいなエピソードはほとんどないのですが、とはいえ、よーく思い返してみると、１つや２つはなんとなく思い当たることも・・。例えば、国家試験を受験した時とかはそんな感じだったような気がします。 　あなたは、どんなエピソードを思い出しましたか？ （岡田留理）

■問合せ先

公益財団法人ふくい産業支援センター
創業・Eビジネス支援グループ 岡田
Tel：0776-67-7416
E-mail：ebiz-g@fisc.jp
HP：https://www.s-project.biz/

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岡田 留理（おかだ るり）

公益財団法人ふくい産業支援センター職員。特定社会保険労務士。 開業社労士時代は、中小企業の顧問、労働局の総合労働相談員、人材育成コンサルタントを経験。2015年にふくい産業支援センターに入職した。 2015年よりふくい創業者育成プロジェクト（現ふくいベンチャー創出プロジェクト）を担当。2017年に「福井ベンチャーピッチ」を立ち上げ、県内ベンチャー企業の登竜門となるピッチイベントへと成長させる。2018年、近畿経済産業局が取りまとめる関西企業フロントラインにて、関西における「中小企業の頼りになる支援人材」として紹介された。 ★President Onlineに寄稿した記事→http://urx2.nu/pVYq

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