先日東京で開催された「地方発!ベンチャー企業ミートアップ」に、福井県のスタートアップ企業が、4社のうちの1社として登壇されました。今回の登壇をきっかけに、販路拡大の手応えを実感されたそうです。
こんにちは。福井県の起業家向け相談窓口や起業セミナーを企画・運営している「ふくい創業者育成プロジェクト」事務局の岡田です。
「ピッチ」という言葉、ご存知ですか?
最近、ビジネスの場面で使われる「ピッチ」という言葉、ご存知ですか?
ピッチとは、英語のpitch(打者にボールを投げる)の意味の通り、自分の立場から相手にアイディアを投げることです。スタートアップ企業が投資家などに対して自身の製品やサービスを紹介する際に行なう短めのプレゼンテーションのことを、「ピッチ」と言います。
一般的にプレゼンテーションというと、関係者や顧客を集めて自社の商品やサービスの紹介をするといった「中立的な立場で情報を伝える」イメージですが、この「ピッチ」の場合は、不特定の人に新しいアイデアや概念を一から説明してアピールするといった、ある意味「説得」という面をより強調する場面で使用されます。
企業が、関係者や顧客に対して「こんな新商品が出ました。」と説明するというよりも、ペンチャー企業が、投資家などの初見の人に対して、「こんな点をもっとよくしたいんです!改善させてこんな物が作りたいんです!」とアピールするようなイメージです。
「地方発!ベンチャー企業ミートアップ」に福井県のスタートアップ企業が登壇!
先日、「地方発!ベンチャー企業ミートアップ」というピッチイベントに参加させていただきました。こちらは、独立行政法人中小企業基盤整備機構関東本部が、関東経済産業局と連携し、意欲の高いベンチャー企業を地方から招き、地方ベンチャー企業の創出・成長を支援する内容のイベントです。
地方から選出されたベンチャー企業4社が、サポーターとして参加するベンチャーキャピタル、大企業、監査法人、支援機関等の前で、「ピッチ」を行い、質疑応答を通じて、専門的かつ実務的な質問・アドバイスを受けます。時間配分とすると、1社につき、ピッチ10分、質疑応答10分です。
今回、福井県産業情報センターのインキュベートルームに入居されている、株式会社オクター代表の西村成弘さんが、4社のうちの1社としてご登壇されました。多くのサポーターが興味を示し、ピッチ後の質疑応答では、質問やアドバイスをたくさん受けていらっしゃいました。
ピッチイベント登壇をきっかけに、販路拡大の手応えを実感
ピッチイベント後の名刺交換や交流会で具体的に話が進みました。私の事業を某新聞社が記事として取り上げてくれることになりそうですし、その他、かなり具体的なマッチングが数件実現しそうです。今回の機会をいただけて感謝しています。
と語る西村さん。今回のピッチイベント登壇をきっかけに、ビジネスネットワークの広がりや販路拡大の手応えを感じていらっしゃるご様子です。西村さん、引き続きがんばってください!
◆今日のつぶやき◆ 株式会社オクター代表の西村さんのプレゼン、素晴らしかったです。そして、本番でのプレゼン内容もさることながら、リハーサルから本番までのわずかな時間で臨機応変に修正をかけ、完璧に仕上げてくる西村さんの勝負強さにも脱帽でした。 ふくい創業者育成プロジェクトでは引き続き、福井発のベンチャー企業を応援していきます。一緒にがんばりましょう! (岡田留理) |
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岡田 留理(おかだ るり)
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