先日、当センター主催のIT研修（販路拡大セミナー）にサポート要員として参加しました。悪天候にも関わらず大盛況のうちに終わったのですが、今回のセミナーの盛況のヒミツを、運営者側の視点から書いてみたいと思います。

こんにちは。福井県の起業家向け相談窓口や起業セミナーを企画・運営している「ふくい創業者育成プロジェクト」事務局の岡田です。

サポートスタッフとしてITセミナーに

2018年1月24日、当センター主催のITセミナー「ネット販売で売上げを伸ばすための考え方とノウハウ」にサポートスタッフとして参加しました。

私の役割は会場設営や受付けや片づけなどなど。平たく言うと当日のお手伝い係です。

いつも本ブログでご紹介している創業者向けのセミナーやイベントでは、自分自身が担当者の立場なので、会場全体を俯瞰して観察する心の余裕が全くありません（お恥ずかしながら・・）が、

今回は上司の大木が企画・担当するITセミナーなので、私にとってはセミナー内容だけでなく、運営も学ぶ貴重な機会でした。

悪天候の中、101名の方にご参加いただきました

実はこの日の天気は雪。午後から次第に崩れるという大雪予報でした。

道はバリバリに凍り付き、福井県内あちこちで交通渋滞が発生していたくらいの悪天候です。外出を控える方々がたくさんいらっしゃることが予想されます。

しかも今回は無料のセミナー。事前にお金をいただいているわけではありません。

100名を超える方からお申込みをいただいておりましたが、事務局としては「この天候では、実際にご参加いただける人数はだいぶん減るだろう。」と予想しておりました。

ですがなんと、ふたを開けてみると、受講者数は減るどころか、101名という驚くべき結果に!
（配布資料が足らなくなりご迷惑をおかけした方がいらっしゃいました。申し訳ありませんでした。）

なぜ悪天候に左右されなかったのか

ではなぜ悪天候に左右されなかったのか。

●講師が熱い！

●受講者が真剣！

●縁の下に、かなりの力もち（担当）がいる！

みたいな要因がいろいろ考えられるわけですが、

たとえこの３つの要因がそろっていても、それぞれがそれぞれに違うところを向いていたら、こうはならなかったのではないかと。

この３つの要因が同じ方向を向いてしっかりつながっていたからこそ、相乗効果を生んでこの結果につながったのだと思います。

必要な情報を必要な人にタイムリーに届ける

講師の中尾さんがセミナーの中で、「担当の大木さんの受講者への適切な情報提供が素晴らしかった。あの情報提供がなかったら今回参加しなかった人もたくさんいたんじゃないですか。」と大木の当日の受講者への情報提供を、必要な情報を必要な人にタイムリーに届ける好事例の１つとして紹介していました。

ちなみに中尾さんが紹介した内容は大木がセミナー当日の朝に投稿したブログです。（実際に見た方が早いと思うのでURLを貼り付けます）

本日のセミナーについて

セミナー開始直前にスライド内容を修正させてまで、大木の行動を見える化させ、なぜこのような結果につながったのかを具体的に説明する中尾さん。

“ターゲットに効果的に情報を伝える”ということを切り口に、担当者を思いやる気持ちが半端なくてあふれていて、ホントにさすがなのです。気持ちがほっこりしてしまうのです。

そして、そんなセミナーの様子を見ている大木はまるで、正月に家族が一堂に集まり目を細めて喜んでいるおじいちゃんみたいでした(笑)

思いやりのかたまりみたいな場づくり

悪天候の中ご参加くださった受講者の方々（やむを得ずキャンセルする場合でも皆さんご丁寧に連絡くださいました）と、受講者の方々（事務局までも！）をかなりの熱量で思いやっている講師陣と、受講者や講師のことを第一に考えている担当者。

この思いやりのかたまりみたいな場づくりがまさに、今回のITセミナーの盛況のヒミツだったのではないかと私は思っています。

セミナーの内容もさることながら、セミナー運営の大切なことも学ばせていただき、私にとってとても良い経験となりました。

今回のセミナーにご参加くださった皆様、講師の北村さん、中尾さん、そして大木リーダー、ありがとうございました。

熱い事務局が運営しているIT研修のご紹介

そして最後に、こんな熱い事務局が運営しているふくい産業支援センターのIT研修のご紹介です。

県内企業のIT活用のレベルアップとスキルアップに役立つ研修を随時実施しています。ご興味のある方はぜひご活用くださいね。

◆今日のつぶやき◆ （本ブログを読んだ大木からのコメント） 「付け加えるとすると、ほぼ同じ内容をメールでも送ったんです。ブログだけでは届きませんからね。メールを見ない人もいると思うので、Facebookでも(ついでにtwitterでも)共有しました。メールは、ひとりひとりに送ったわけではなくて、まとめてBCCで送ったので、時間はかけていないんですよ。中尾さんが僕の話はじめたとき、嬉しかったけど、そんなこと良いから早く本題に入らないと！と思っていたことは書かなくても良いからね（笑）」 なんでしょう、この感じ（笑）中尾さん、見てますか～。 （ふくい産業支援センター／岡田 留理）

■問合せ先

公益財団法人ふくい産業支援センター
創業・Eビジネス支援グループ 岡田
Tel：0776-67-7416
E-mail：ebiz-g@fisc.jp
HP：https://www.s-project.biz/

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岡田 留理（おかだ るり）

公益財団法人ふくい産業支援センター職員。特定社会保険労務士。 開業社労士時代は、中小企業の顧問、労働局の総合労働相談員、人材育成コンサルタントを経験。2015年にふくい産業支援センターに入職した。 2015年よりふくい創業者育成プロジェクト（現ふくいベンチャー創出プロジェクト）を担当。2017年に「福井ベンチャーピッチ」を立ち上げ、県内ベンチャー企業の登竜門となるピッチイベントへと成長させる。2018年、近畿経済産業局が取りまとめる関西企業フロントラインにて、関西における「中小企業の頼りになる支援人材」として紹介された。 ★President Onlineに寄稿した記事→http://urx2.nu/pVYq

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